YAMAHA MT-07(17)にパフォーマンスダンパーを取り付けてから1週間。
テスト走行に行くことができました。
▲警告
パフォーマンスダンパーを装着するとスタンダード車とは操縦感覚が異なります。
充分に慣れるまで注意して運転してください。
取説には上記のような注意書きがありますので、最初は慎重に走っていました。
※アンダーになってると怖いので…
ネットでこのパーツのレビューを見ると「直進安定性が増す」という表現が多い気がしますが、そもそも真っ直ぐ走らないバイクに乗ったことが無いのでよくわかりません。
走るうちに取り付け前と操作感に大きな差が無いことがわかりました。
感覚的に安定感は増したと思います。それに前後のサスが連動して動いているようなイメージ、今までは(大げさに言うと)前後が独立して動いていたような感覚です。フロントの安心感は向上したのではないかと。
コーナリング中にギャップを踏んだ時、車体がブルンッと揺れるような挙動は今回ありませんでした。あと、スプーンカーブのようなRの大きなコーナーでバンクさせたままアクセルを開け続けられる“気持ちの良い”シーンを2度ほど経験しました。
これもパフォーマンスダンパーの恩恵かもしれません。
とはいえ、公道のそれも交通量等シチュエーションが毎回違う上、特に今日は暑かったので、グリップが高かっただけかもです。もう少し注意深く乗ってみることにします。
他のMT-07と大きく違うのは、前後サスペンションがMatrisに換装されていること。
フロント:Matris F15Kタイプ リア:Matris M46KD
これによりノーマルの車体とは異なり、大きくその安定性が向上しています。
購入時にノーマルサスでもしばらく走っていますが、体感効果が大きいのはフロントカートリッジ交換のカスタムです。別のバイクになったと言ってもいいぐらいです。
バイクに不安がある人、もっとバイクを楽しみたい人にはぜひ体験していただきたいですね。
ジムカーナなど積極的にフロントフォークを沈めて乗るライダーには、純正に比べフロントが入りにくくなるので、硬いと感じるかもしれません、そのような場合は購入時にバネレートを下げる仕様変更も可能ですので、ご相談ください。※ダンパーは同じです
と、パフォーマンスダンパーの効果を検証するつもりが、Matrisの宣伝記事のようになってしまいました(このブログはそれで良いのですが…)
パフォーマンスダンパーはノーマルサスの車体にこそ大きな体感効果を得られるのかもしれません。そうだとすると、フレーム剛性が上がったツケはサスに来るのかも?とも思いました。
ノーマルサスのパフォーマンスダンパー有り無し、Matrisサスペンションのパフォーマンスダンパー有り無しを用意してイッキに乗り比べてみたいなぁと思った次第です。